院長と文体
2021年11月16日
私の文体は、口語体ではない。
平家物語などを、模した、文語体の影響が強い。
祇園総社の鐘の声ー諸行無常の響きあり、
精舎必衰の断りをあらわす、おごれるものも、久しからず、ただ春の世の夢の如し。
のまさに、この文体で書いている。
例えば、実家の堺市
以前は、ゴミや、煙の街で、工場地帯があった。
工場の近くに、マッチ箱のような、家が散在していた。
道路は、まだ舗装されず、下水道も、充分では、なかった。
昭和37年ごろから、舗装工事が始まる。
次第次第に、ビルディングが立ち、商業施設、マンション、高速道路が行き来する。
次第に。日本の、主要都市へと、変貌していく。
我が実家は、堺市堺区にあり
、昭和の名残を残す。